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2008年3月23日 (日)

ハチノスの煮込み

080322_192534_3 食材に恵まれた富山ですが、肉の素材の種類には恵まれていません。とりわけ、内臓系のものはあまり食する習慣がないのでしょうか、あまり見かけません。レバー、砂肝、モツなどはありますが、ミノ、ハチノス、センマイ、マメ、フワなどはあまり見ることがありません。

 おそらくは「そんなもん食べんでも」ということなんでしょう。だが、人はキトキトのみにて生きるものにあらず。たまには、そうした肉食もしたいものですなあ。

 なんてなことを言ってましたら、富山を訪れた人が大量のハチノスを持ってきてくれました。ウシの第2胃ですなあ。ありがたいことです。丸ごとを2ケ。これをさばくとなると大変です。大鍋に湯を沸かして汚れを落としながらなにやらわからん皮をむいて、茹でこぼし、また湯をはり、あくを取りながら煮立ててまた茹でこぼし。すごいニオイです。延々、5時間ほどもやりましたでしょうか、ようやく、白い料理素材になってきましたよ。

080322_231933_3  一口大よりやや大きめに刻んだものを、すね肉でとったスープとトマト、香草にオリーブの実を浮かべてじっくり煮込みますと、さっきまでの悪臭がどこへやら、ただただ旨そうな香りだけがただよう逸品に変身するから不思議ですなあ。一人で食べるのはまこともったいないので、おすそ分けいたしましょう。気持ち悪がる人にはあげません。

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2008年3月18日 (火)

ガラス器

Photo  ガラス器を作る工房を見学させてもらいました。あらかじめ予約して、一つ作らせてもらうことにしておきました。デザインも考えておりました。

 夜の水面に浮かぶホタルイカの蒼い輝きを表現したかったんであります。器種は、ぐい飲みとしました。やってみると、なかなか難しいものですなあ。油断するとガラスが溶けて落っこちちゃうし、器形は歪むし。ようやくのこと出来上がりましたが、そのまま冷却容器に入れられ、手元に届いたのは1週間後でした。

 わくわくと包みを開けてみますと、オオゥッ! 当初、頭に描いたイメージにかなり近いものがあります。うれしいもんですなあ。これで、冷酒をグイーといって、すくってきたホタルイカをつまむと最高でしょうなあ。

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2008年3月11日 (火)

ホタルイカすくい

Photo  釣り具屋さんのメールサービスに登録しておきましたら、「ホタルイカの接岸始まりました」の情報が。新月前後の闇夜に浜に寄ってくる、ということです。寄ってきたホタルイカはそのまま砂浜に打ち上がってしまうので、地元では「ホタルイカの身投げ」と称しておりまして、打ち上がる寸前のものを網ですくうのであります。

 車で20分ほどの漁港近くの砂浜を懐中電灯で照らしますと、おおっ、ホントにいるではあーりませんか。シャッとすくい上げますと、2本の腕の先端が、LEDライトのように碧く輝くのであります。「富山湾の宝石」とはよく言ったものですなあ。まさに神秘の輝きであります。

 目を凝らしながら50分ほど網を振り回しますと、生きたホタルイカが小振りのバケツが一杯になるくらいすくえます。感覚で言うと、潮干狩りみたいなものでしょうか。Photo_2

 砂浜にうちあがってしまったものは、砂を吸い込んでしまっているのでよくありません。あくまでも、泳いでいるやつをすくわねばなりません。

 ほんとはナマでぺろぺろっと行きたいところですが、アニサキスの寄生が怖いので、釜ゆでとします。ゆがいた後、大きな目玉は取り去り、辛子酢みそと山葵醤油でいただきますと、これはこれは、新鮮な肉質の歯ごたえと肝の甘みでこたえられませんなあ。毎日でも通いたくなりますな。

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